中小消費者金融のおまとめーローンは大丈夫?

おまとめーローンに中小消費者金融を使っても問題ない?

最近は多くの金融会社は「おまとめローン」の顧客獲得に積極的に取り組んでいます。消費者金融でも「おまとめローン」や「借り換えローン」と呼ばれる金融商品があります。

 

中でも、地方都市を中心に貸金業を営んでいる中小消費者金融と呼ばれる業者も、インターネット申込などで、全国展開をしている業者も増えていて、融資限度額が高いところなら「おまとめ」にも利用できます。

 

おまとめローンは総量規制の対象外

総量規制というのは、消費者金融がお金を貸付けるとき、融資の上限は年収の3分の1以内と制限があります。しかし、総量規制はすべてが対象になるのではなく、総量規制外の貸付があります。

 

「例外貸付」には「顧客に一方的有利となる借換え」があり、たとえば、現在借りている金利より低い金利に借り換えたり、複数社の借入をまとめたりすることで現在の状況が改善される、といった場合は、年収の3分の1を超えても返済ができると判断できれば、融資をしてもよいというものです。

 

大手消費者金融と中小消費者金融の違い

では、大手消費者金融と中小消費者金の違は何?という事ですが、違いがはっきり解るのが、借入れの際の審査方法です。

 

大手消費者金融はコンピューターを使い、スコアリングシステムで審査を行います。

 

スコアリングシステムは簡単に言うと、過去に借入れをした人たちのデータから「融資が可能か、融資が可能ならいくらまで貸せるか」という判断を瞬時で結果が出るシステムです。

 

たとえば、申込者の収入や年代、勤務状況などのデータが、これまでに蓄積されているデータの中で、優良顧客のデータに近ければ、融資の可能性は高くなり、融資限度額も高くなります。しかし、延滞や遅延を起こした事が有るような顧客のデータに近いと、融資そのものが厳しくなります。

 

大手の審査方法は、マニュアル通り進められるので、少しでもデータにそぐわなければ、即断られてしまいます。大手消費者金融は、無理な融資はしないので、借りる方からみれば審査が厳しいと言えます。

 

中小消費者金融でおまとめ出来る?

一方の中小消費者金融は、大手のように大がかりなシステムを導入しているところはそれほど多くはありませんし、おまとめが出来るほど多くの融資限度額を設定しているところは限られてきます。

 

中小消費者金融でも、自社の基準を基にした審査がありますが、過去のデータだけにとらわれず、審査を行っているところも多く、現在の状況がどうなのかを重視した審査を行っているところが多いです。

 

たとえば、過去に借入れをして、途中で滞納した事があるという場合、大手だとほぼ審査で落とされてしまいます。しかし、中小消費者金融の審査は、過去の事にはとらわれず、現状の収入状態や生活環境がよければ審査に通る可能性があります。

 

借りやすさから考えると、銀行カードローン<大手消費者金融<中小消費者金融と審査が緩くなります。

 

おまとめ可能な中小消費者金融

「おまとめローン」は融資限度額が100万円でなければ、おまとめが出来にくいので、融資限度額100万円以上の中小消費者金融を調べてみました。これらの、業者はすべて県知事に届け出をしている業者なので、心配する必要はありません。

 

ライフティ

登録番号:東京都知事(4)第28992号
スペック:8.0%~20.0%、融資限度額500万円まで

 

ライフティは平成26年7月度からネットキャッシング事業を開始したばかりなので、まだ口コミなどの情報もあまりないので、おまとめが出来るのかな?思ってしまいますが、申込フォームの「利用目的」に「借入金返済資金」と言うのがあり、この事から「おまとめ」にも対応している事がわかります。ただし、おまとめに利用する時は、「他社借入書類」(契約書、取引明細書等)を用意しておく必要が有るので注意が必要です。

 

アロー

登録番号:愛知県知事(3)第04195号
スペック:金利15.0%~19.9%、限度額200万円まで

 

名古屋市内にある中堅消費者金融で、申込はインターネットから24時間何時でも申込が可能な事や、即日融資に対応している中小消費者金融です。アローではフリープランのほかに「おまとめローン」も取り扱っているので、アローで借り換えをし、借金を一本化する事も出来ます。

 

フクホー

貸金業登録番号:大阪府知事(04)第12736号
スペック:金利7.3%~18.0%、融資限度額200万円まで

 

フクホーは現在、大阪の本社1店舗のみで営業しており、申込方法はインターネット申込が可能で24時間、全国どこからでも申込が出来ます。

 

フクホーの審査基準は、他社支払遅れ以外の金融事故起こしていても、審査対象にしていますが、審査対象外になる人も限定しており、

  • 健康保険未加入の方
  • 国民健康保険加入者で各市町村発行の年収証明が提出できない方
  • 自営者、無職(主婦)の方
  • 現在他社のご返済が遅れている方
  • 現在他社利用件数4件以上の方

は残念ながら申込をしても審査に通ることはありません。

 

フクホーには「借り換えローン」があり、100万円~200万円の金利は7.3%~15.0%になります。借り換えローンの申込は、本人確認書類や所得証明書類以外に、他社の借入条件などの確認ができる書類や住民票の原本が必要になるので、こういった書類を揃えるのに手間がかかるという事が有ります。

 

闇金だけは絶対に手を出してはダメ!

おまとめが可能な中小消費者金融を書き出してみました。紹介した消費者金融は「闇金」ではないので、心配する必要はありません。

 

闇金は中小消費者金融に混じって、身近なところに潜んでいるので、知らないうちに手を出してしまう人も多いようです。

 

例えば、公のものに掲載するはずはないと思いがちですが、雑誌やスポーツ新聞などに広告を出している場合も多く、高い確率で「闇金」の広告と思っているほうがよいでしょう。

 

また、自宅のポストに投げ込まれたチラシや、電柱、電話ボックスに貼られた告知ポスターも要注意です。

 

登録業者なのかを調べる方法

中小消費者金融と闇金の顧客対象は、大手で借りられなかった人や過去に金融事故を起こした経験がある人などが対象になるので、同じように見られがちですが、正規の消費者金融と「闇金」を見分ける方法が有ります。

 

貸金業を営む場合、都道府県知事に届出が義務付けられています。

 

正規の業者は登録番号を持っているのですが、広告などに貸金業登録番号が書いてあるからといって100%安心してはいけません。正規の業者かどうかを調べる時は、利用したい業者の登録番号や所在地、連絡先、代表者名などを控えておきます。金融庁のホームページに「登録貸金業者情報検索入力ページ」があるので、控えていた項目を入力すれば、正規の登録業者かどうかが解ります。

 

まずは大手消費者金融へ申込む

いずれにしても、条件が良すぎる場合や、「審査なし」というような、簡単に借入できそうな広告には、手を出さない意志が重要です。

 

現在は中小消費者金融のほとんどが、インターネットから申込みもできますし、まだ少ないですが、「おまとめローン」にも対応している業者もあります。「インターネット申込」や「おまとめ」などが可能な中小消費者金融は、限りなく大手の消費者金融のレベルに近づいていますが、中小消費者金融には怪しい業者も多いので、もしこれらの業者を利用する時は、最初に正規の消費者金融なのかを調べる事が重要になってきます。

 

「おまとめ」で借入を一本化したい時は、まず大手消費者金融へ申込をすてみましょう。大手消費者金融なら安全ですし、何より心配する要素がないという事で安心感が有ります。